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『女帝陥落の淫夜』(六)

『女帝陥落の淫夜』(六)

「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
FC2 R18官能小説

翌朝、夢創社の役員会議室。
昨夜来の雨の中、木更津の本社ビルには重役達が詰めかけていた。
会議室の窓から臨む空は、一面雨雲が低く垂れ込め、これから執り行われる役員会の行方を暗示していた。

資料を手繰る者、携帯を弄る者――六人の役員達は思い思いの仕草で社長の登場を待っていた。
普段ならばにこやかに談笑し合うところだが、さすがに今日は誰一人として口を開こうとしない。
そんな重々しい雰囲気に、役員会議室の片隅で書記をする康平も、落ち着きなくそわそわするばかりだった。

九時、社長の椎名恵美が入ってきた。
全役員が起立して一斉に頭を下げる。

「おはようございます」

鷹揚に挨拶を返すと、恵美は円卓の中心に着席した。
銀縁の眼鏡をかけた恵美は、生来のあどけない丸顔を理知的に見せている。
白いブラウスに、濃紺のジャケットとタイトスカートという出で立ちが、有能な女性経営者の雰囲気を見事に醸し出していた。

恵美は投資反対の急先鋒である立川をひと睨みすると、六月度役員会の開催を宣言した。
経理担当役員からの財務報告、営業担当役員からの店舗別売上報告、仕入担当役員からの原価報告と、張り詰めた空気の中で役員会は粛々と議事を進められていく。

そして店舗買収の議案を恵美自らが提議にかけた。

「・・大手スーパーでも簡単に倒産する時代です。我が社は地元密着の経営を目指してきましたが、今後成長を続けるためには新しい市場が必要です。そこで私は、東京進出を賭けてこの店舗を買収したいと考えています」

恵美がそう述べると、まず経理担当役員が異論を挟んだ。

「無理です。もし五億円も銀行から借入したら、その支払利息だけで夢創社は大幅減益となります」

次に仕入担当役員が抵抗した。

「我が社の体力では、これ以上仕入原価を下げるのは不可能です。投資した資金回収のために既存店で値上げをすれば、この先顧客離れが懸念されます」

最後に営業担当役員が駄目押しした。

「買収する店舗は、近くに大手スーパーもあり、それほどの集客力は見込めません。苦戦をするのは目に見えています」

投資に反対する役員達を裏で束ねる立川は、彼等の主張にいちいち頷いて見せた。
つづく… 
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『女帝陥落の淫夜』(五)

『女帝陥落の淫夜』(五)

「妄想の囲炉裏端」紅殻格子の呟き入口
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椎名恵美は、一代で夢創社を築いた椎名由紀夫の未亡人である。
昨年六月、社長だった由紀夫が心不全で急逝した。

四十九歳の若さだった。
残されたのは、年が離れた三十七歳になる妻の恵美と、まだ小学校に通う息子の優輝だけで、他に経営を任せられる親族はいなかった。
そこで優輝が成人するまで、恵美が社長に就任することになったのだった。

社内は動揺した。
それまで専業主婦だった恵美が、いきなり従業員六百人の命運を握る社長として君臨するのだ。

しっかりした経営基盤ができている会社ならともかく、夢創社は由紀夫のリーダーシップで成長してきた若い会社だ。
素人同然の恵美が経営の重責を担うのは、誰もが無理だと危惧していた。

体の火照りが収まってきた瀬奈は恵美の悪口を言い出した。

「本当にあの女社長、ヒステリックな小姑みたいなのよ。この間も、ちょっと応接ソファが汚れていただけで三十分もお説教だもの。言葉遣いが悪いとかメイクが派手だとか、細かいことをくどくど叱るのよねえ。社長のくせに、主婦のちまちました感覚が抜けないのかしら・・」

それは社長の方が正しいと言いたいところもあったが、康平は瀬奈の愚痴を聞き流して帰り支度を急いだ。
 
巧みに瀬奈を言いくるめてマンションを脱出した康平は、降りしきる雨の中、自宅のある千葉市へと車を走らせた。

「全ては明日の役員会議次第か・・」

くわえた煙草に火をつけ、フロントガラスに滲む赤信号を見ながらぽつりと呟いた。
白髪頭で痩せぎすの立川の顔が脳裏に浮かんだ。

立川は、今の夢創社に五億円の投資をする体力はないと断言した。
銀行からの借入で賄うとしても、薄利多売で利益が薄いスーパーに、金利の負担はかなりの足枷になる。

もし買収した店舗が赤字にでも陥れば、間違いなく夢創社の資金繰りは行き詰まる。
堅実経営をモットーにしてきた由紀夫の夢創社を、恵美は一気に拡大路線へ切り替えようとしている。

亡夫から経営を引き継いだばかりの恵美が、何故今、性急な路線転換をしようとするか、秘書の康平ですらその真意を計りかねていた。

信号が青に変わった。
康平は慎重にハンドルを操り、雨降り止まぬ見通しの悪い国道へと車を導いた。
つづく… 
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『女帝陥落の淫夜』(四)

『女帝陥落の淫夜』(四)

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重要ポストと言っても社長秘書室には、役員である室長の立川義男と康平の二人しかいない。
立川は夢創社の経営戦略を担当しているが、駆け出しの康平は、名実ともに社長秘書、悪く言えばかばん持ちだった。

青いシーツの上で、海老のように背を丸めた瀬奈のヒップを康平は軽く撫でた。

「怒るなよ、仕事なんだから仕方ないだろう」

「私と仕事とどっちが大事なの?」

(仕事だよ)

喉まで出かかった言葉を康平は懸命に呑み込んだ。
康平は興ざめした気持ちを奮い立たせて瀬奈を慰めた。

「社運を賭けた重要議案が、明日の役員会で検討されるんだ」

「ふ~ん、東京の店舗買収の話ね」

「良く知っているね。五億円の投資話だ。下手をすれば会社の屋台骨が揺らぐ」

「でも噂では、社長は買う気でいるんでしょう?」

「だが役員は全員反対だ。立川室長も首を傾げている」

社長秘書でありながら、康平もこの投資話には少なからず胡散臭さを感じていた。

物件は、東京都葛飾区の新小岩駅付近にある中型店舗で、経営再建のために埼玉のスーパーが手放すものだった。一度社長について康平も現地へ視察に行ったが、とても五億円の価値がある店舗とは思えなかった。
 
やや機嫌を直した瀬奈は、康平の胸に顔を埋めて言った。

「でもあの女社長は、こうと決めたら梃子でも動かないでしょうね」

「・・ああ、たぶんね」

女の勘は鋭い。
いくら役員全員が反対しても、ワンマン女社長の椎名恵美は、強引に投資案件を通してしまうだろう。
つづく… 
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『女帝陥落の淫夜』(三)

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そう言えば家庭教師先の景子も、初めて見る康平の巨茎に目を白黒させた。
頬を真っ赤に上気させ、顎が外れんばかりに巨茎を頬張った。
そして挿入されるや、唸るような咆哮をあげて巨茎への絶対服従を誓ったのだった。

瀬奈の口姦に熱が入り始めた時、枕元に置かれた康平の携帯アラームがけたたましく鳴った。

「もう十一時だ。ごめん、帰らないと」

「え~、まだこれからじゃない」

すでに花芯を潤ませているのか、瀬奈は不満そうにぎゅっと肉茎を握った。

「痛っ、仕方ないだろう。明日の朝、役員会があるんだから」

「何よ、それならここから出勤すればいいじゃない」

「そうはいかないよ。こうして君のマンションにいたら、何時に寝かしてくれるかわからないじゃないか。役員会で居眠りするわけにはいかないんだよ」

「・・知らない!」

膨れっ面の瀬奈は、すっかり萎縮してしまった肉茎の先を指で弾くと、ぷいっと康平に背中を向けて拗ねた。

役員会に出ると言っても康平は役員ではない。
夢創社の社長秘書室に在籍する康平は、書記として役員会の議事録を作成する仕事にあたっていた。

康平が勤務する夢創社は、千葉県南房総に『夢食品館』と言うスーパーを七店舗出店している。
本社は木更津市にあり、従業員はパートも含めて六百人、年商九十億円の業績を上げる中小スーパーである。

山椒は小粒でもぴりりと辛いと言う喩え通り、競争が激しい小売業界にあって、夢創社は地域密着の姿勢を貫き、地道に業績を伸ばしていた。

二年前、康平はある信用金庫から夢創社に中途入社した。
以来安房鴨川店の売り場担当をしていたが、今年四月、本社の社長秘書室へ突然異動になった。

本来であれば、売り場、バイヤー、レジトレーナー等を経験して一人前なのだが、康平の場合は、キャリアステップ無しに本社勤務、しかも社長直属の重要ポストへと配属されたのだった。
つづく… 
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『女帝陥落の淫夜』(二)

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康平には忘れられない思い出がある。
大学時代、康平は家庭教師のバイトで中学生を教えていた。

ある日、息子の進路について相談したいと、母親の景子から呼び出しを受けた。
まどろむ昼下がり、康平は家で景子と二人きりになった。
すると不意に景子が康平に抱きついてきた。

「許して」

謝りながら景子は康平の服を脱がせ始めた。
気の毒なほど興奮して全身が震えていた。
罪の意識だろうか、夫が浮気しているとか、母ではなく女として生きたいとか、景子は聞きもしないのに涙ながらに言い訳した。

康平は景子を抱いた。
四十五歳の体は哀れなほど崩れていた。

「ああ、幸せよぉ」

親子ほど離れた若い肉茎を受け入れ、景子は狂ったように身悶えた。
康平も景子の体に異常なほど興奮を覚えた。

灰になっても女は女。
年増の萎びた体から、切ない女の情念が滲み出していた。
背徳を犯してまで燃え盛る罪深い女肉に、康平は何度も射精したのだった。

景子との情事は家庭教師を辞めるまで続いた。
以来康平は、健康的な若い女より、どこか情欲を秘めた熟女を好むようになった。
世間で言うところの熟女マニアかもしれない。

瀬奈は、そんな白けた康平の心も知らず、再び萎えた肉茎を手で弄び始めた。

「もう一回したくなっちゃった」

悪戯っぽく瞳を輝かせた瀬奈は、心ならずもかま首をもたげた肉茎をくわえ込んだ。

「んん・・康平のオチンチン・・んぐぅ、口に入らないぐらい大きい・・」

小さな瀬奈の口では、先端を含むのがやっとだった。
硬直すると二十センチ近い康平の巨茎は、胴回りも太いが、特に先端の丸みが大きく傘開いている。
瀬奈は、その端正な美顔を醜く歪め、グロテスクな巨茎を独り占めしようともがいた。
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『女帝陥落の淫夜』(一)

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熱く火照った肌が覆いかぶさってきた。
秋葉康平は、ベッドで仰向けに寝たまま、森川瀬奈の上気した体を胸で抱きとめた。
発情した雌の甘酸っぱい匂いが、むせ返るほど鼻腔の奥まで浸み込んでくる。

「ああ・・気持ち良かった・・」

荒い呼吸の中、瀬奈は喘ぐように耳元へ囁いた。
康平は背中伝いに、情事の余韻にくねる瀬奈のヒップへ掌を這わせた。
きゅっと引き締まった弾力のある双丘は、きめ細かい肌と柔らかな産毛が天鵞絨のような触感を醸している。

「きれいだ」

康平は瀬奈の体を仰向けに横たえると、スリムな裸身を添い寝する格好で鳥瞰した。
ブルーのシーツに浮かぶ瀬奈の若い肌は、エーゲ海に臨む白壁の家よりも眩かった。

瀬奈二十二歳――康平が勤める夢創社で受付嬢をしている。
人材会社からの派遣社員だが、一ヶ月前からこうして情事を楽しむ間柄になっていた。

明るい茶色のストレートな髪、切れ長な瞳と高い鼻梁、そして端正な口許は、受付嬢の職責を果たすに十分な美しさを備えていた。
うっすらと浮き出した肋骨に浮かぶ乳房は、小ぶりながらも、平皿に割った新鮮な卵黄のように高く隆起している。

その頂には、淡い鳶色の粟粒立った乳暈と、小さく反り立った乳首が愛らしく震えている。
そして贅肉のない白磁にも似た下腹部には、綺麗に整えられた漆黒の逆毛が彩りを添えていた。

康平はそっと指先で尖った乳首を摘んでみた。

「あん・・また感じてきちゃう・・」

スタイルの見事さだけなく、瀬奈の体は男の愛撫を鋭敏に感受した。
まるで遊びのないハンドルのように、僅かな指先の動きで瞬時に反応する淫らなFIマシンだった。

だが康平は、抜群のボディを誇る瀬奈にそれほど魅力を感じていなかった。
そもそもこの交際自体も、瀬奈が強引に康平を飲みに誘ったことから始まったのだ。

(若い女の体はつまらない)

来年三十歳になる康平は、瀬奈の煌めくような肢体に味気なさを感じていた。
それはピカピカした新品の仏像より、くすんだ古仏の方が趣き深いのと似ているかもしれない。
つづく… 
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『パート妻の純情』(三十一)

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東京出張に彩子を連れて行った理由、そして浩平が彩子を愛していると偽って抱いた理由――全ては青木部長に取り入ろうとする浩平の策略だったのだ。
自慢の肉茎で彩子を狂わせて手懐け、部長の歓心を買うために売春婦に貶めるつもりだったのだ。

浩平はスカートの上からお尻を撫でた。

「嬉しいだろう? これから彩子は、僕と部長の二人に仕える雌奴隷になるんだよ」

彩子はカッと頭に血が上った。

「嫌っ、自惚れないで!」

そう叫ぶや、彩子は思い切り浩平の頬に平手打ちをくれた。
そして呆然とする浩平を横目に、バッグを片手にホテルの部屋から飛び出した。

(馬鹿、馬鹿な私・・)

十四歳も年下の若い男に、愛されていると錯覚していた自分が情けなかった。
浩平を叩いた掌の痛みは、まさに自分を叩いた痛みに他ならなかった。

自惚れていたのは彩子自身だったのだ。
気がつくと、雪が吹きつける札幌の街を、彩子は悔し涙を流しながら走っていた。

再び暖房が効いたリビング。

彩子は口の中で、国夫の肉茎が硬く熱く膨張する。
ちらっと上目遣いに見ると、国夫が口奉仕するのをじっと見つめている。

「うう・・彩子がくわえてくれるなんて」

夢心地で喜ぶ国夫の顔を見て、彩子は後ろめたさを覚えながらも、何か吹っ切れた気持ちで胸が熱くなった。

(私にはこのオチンチンが分相応なのね)

彩子は心の中でそう呟くと、粗末だか愛おしい肉茎を喉の奥まで呑み込んだ。
ー閉幕ー
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『パート妻の純情』(三十)

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先週、彩子はパートを辞めた。
そして浩平とも別れたのだった。

あの新宿の夜から、秘かな逢瀬は札幌で二ヶ月ばかり続いた。
彩子は浩平に愛されて有頂天だった。

残業だと家族に偽ってホテルで浩平の体に溺れた。
一度蜜の味を覚えた熟肉は、彩子自身が怖くなるほど、若い男の体を求めて止まなかった。

ところがうつつの夢はすぐに萎んだ。
逞しい若茎で身も心も絶頂へと導かれたその夜、浩平は急いで帰宅の着替えをする彩子へ唐突に切り出した。

「来週、青木業務部長が札幌へ出張で来るだろう」

「ええ、一泊するらしいわね。また食事会でもあるの?」

「うん。それでその夜さ、部長の一夜妻になって欲しいんだ」

彩子は浩平が何を言っているのか理解できなかった。

「え、一夜妻って?」

「部長は昔から彩子のことがお気に入りなんだよ。だから一晩、部長に抱かれてくれないか?」

「な、何を馬鹿な・・正気なの? 愛する女を他の男に抱かせるなんて・・」

「愛? 子供みたいなことを言うなよ。もう部長とは約束してあるんだ」

しばらく彩子は唖然としていたが、頭の中で事の次第が徐々に氷解していった。
つづく…
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『パート妻の純情』(二十九)

『パート妻の純情』(二十九)

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DVDの若い女は、いきなり差し出された男の肉茎をくわえこんだ。
瞳を閉じ、うっとりとした表情でその先端を舐め回す。

慌てて国夫は否定した。

「ち、違う。別に若いとかオバサンとかは関係ない」

「それなら何故こんなDVDを隠し持っているの?」

「そ、それは・・」

ちらっと肉茎を頬張る女を見て、国夫はもごもごと口ごもった。

「・・家ではできないこともある・・」

彩子は心の中でうふふと小さく笑った。

「馬鹿ね。夫なら妻にどんなことでも命じればいいでしょう」

「し、しかし・・」

「DVDみたいにして欲しいんでしょう?」

彩子はソファに座った国夫の前に跪くと、パジャマのズボンを足元まで下ろした。

国夫は目を白黒させた。
彩子は萎えて小さな国夫の肉茎をパクリと口に含んだ。

「おお・・」

国夫はピクッと全体を震わせた。

「はぐぅ・・初めてするのよ・・昼間にDVDを見て研究してあげたの・・」

勿論嘘だ。
浩平に教え込まれた性技だった。
国夫の小茄子をくわえながら、彩子は比べ物にならない浩平の太茎を思い出していた。
つづく…
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プロフィール

紅殻格子 

Author:紅殻格子 
紅殻格子は、別名で雑誌等に官能小説を発表する作家です。

表のメディアで満たせない性の妄想を描くためブログ開設

繊細な人間描写で綴る芳醇な官能世界をご堪能ください。

ご 挨 拶
「妄想の座敷牢に」お越しくださいまして ありがとうございます。 ブログ内は性的描写が多く 含まれております。 不快と思われる方、 18歳未満の方の閲覧は お断りさせていただきます。                
児童文学 『プリン』
  
『プリン』を読む
臆病で甘えん坊だった仔馬は、サラブレッドの頂点を目指す名馬へと成長する。
『プリン』
だが彼が探し求めていたものは、 競走馬の名誉でも栄光でもなかった。ちまちました素人ファンタジーが横行する日本の童話界へ、椋鳩十を愛する官能作家が、骨太のストーリーを引っ提げて殴り込みをかける。
日本動物児童文学賞・環境大臣賞を受賞。
『プリン』を読む

作 品 紹 介
※ 小説を読まれる方へ・・・   更新記事は新着順に表示されますので、小説を最初からお読みになりたい方は、各カテゴリーから選択していただければ、第一章からお読みいただけます。
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