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『プリザーブドフラワー』第六章

プリザーブドフラワー-crop 

『プリザーブドフラワー』


「体調はどうだ? 話せるか? 具合が悪いのならすぐに帰るよ」

「ええ、大丈夫。今日は調子がいいの・・」

相当体が弱っているのか、耳を近づけなければ聞き取れないほど、葉子の声は途切れ途切れで力なかった。

「出張で仙台支社へ来たんだ。入院していると聞いたからちょっと寄ってみたんだよ。ほら、君が好きな薔薇の花をお見舞いに持ってきたよ」

平田は慎重に言葉を選んだ。

すでに葉子は死を覚悟しているようだと山田から教えられていた。
だが最後に一目会いたくて来たとは、とても本人を目の前にして口に出来る台詞ではなかった。

「ありがとう・・山田課長から、お見舞いに来てくれるって、聞いていたから、楽しみにしていたの・・」

体を起こそうとする葉子を平田は押し留めた。

「無理するなよ」

「でも横になっていると、あなたの顔が、よく見えなくて」

ベッドの横にあったクッションを枕元に置き、平田は紙切れのように軽い葉子の体を抱き起こした。

「辛くないか?」

平田は葉子の顔を見つめた。

「ええ・・やだ、そんなに見つめないで・・お化粧したんだけど、久しぶりだから、どうも上手くいかなくて・・」

葉子は痩せこけた頬に薄くファンデーションを塗り、乾いた口唇にルージュを引いていた。

死を間近にしても、葉子は平田の前で女として振る舞おうとしている。
その健気な姿に、平田は湧き上がる涙を堪えるためにあちこち病室を見回した。
つづく…

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『プリザーブドフラワー』 第五章

プリザーブドフラワー-crop 

『プリザーブドフラワー』



平田はドアをノックした。
返答はない。
恐る恐るそっとドアを細く開くと、病室は窓から射し込む西日で、壁も床も燃えるような茜色に染まっていた。

部屋の中央にベッドが一つ置かれている。
そのベッドを取り囲むように医療機械が並び、無機質な信号音を間歇的に響かせていた。

ベッドに寝ていた葉子が小さく動いた。

平田は無言で頭を下げた。
全身を医療器械のコードで縛られた葉子は、痩せこけた顔を平田の方へ向けた。

「ひ、平田部長・・来てくれたの・・」

「・・よ、葉子」

平田はやっとそれだけ口にすると、凍りついたようにその場に立ち尽くした。

変わり果てた姿だった。
豊満な肢体を誇っていた葉子が、一回り縮んで干からびたように小さくなっている。

「ここへ座って・・」

葉子は枕元に置かれた椅子を手で示した。
そのパジャマから覗く上腕が、ミイラのように骨と皮ばかりになっている。
そして腹水が溜まっているのか、餓鬼のように腹だけが膨らんで見えた。

平田は病に侵された葉子をある程度想像していた。
だがここまで残酷だとは信じられなかった。

平田は仙台へ来たことを後悔した。
かつての愛人に、痩せこけてしまった自分の姿を見られることが、葉子にとってどれほど苦痛なのか考えもしなかったからだ。

平田は涙腺が弛むのを感じて、強張る筋肉で無理矢理笑顔をつくった。

つづく…

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『プリザーブドフラワー』第四章

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『プリザーブドフラワー』



長い廊下が続き、その突き当たりに、葉子が闘病生活を送る病室の扉がある。
十メートルほどの直線だが、そこへは永遠に辿り着けないような距離感があった。

平田の心には、葉子から逃げた罪悪感が深く根を張っていた。

「葉子・・」

平田は自分を勇気づけるように小さく呟いた。

冷たい靴音が響く。
やがて目の前に聳え立った鋼の扉は、明らかに平田が中へ入ることを拒んでいるように見えた。

葉子は夫と離婚した後、五十一歳になる今日まで独りで生きてきた。
社内で浮ついた男の噂もなかった。

葉子の両親は疾うに他界していた。
この病室の奥で、誰にも見守られることもなく、葉子は独り病魔と闘っている。

平田は、己の不誠実さがもたらした後ろめたさに、ただただ扉の前で煩悶するしかなかった。

葉子は末期癌と宣告されていた。
十年前、葉子が乳癌で一年間会社を休んだのは知っていた。

左乳房は切除したものの、今すぐ生死に係わることはないと耳にしていた。
癌の部位が部位だけに、平田は見舞いに訪れなかった。

治癒して日常生活に戻った葉子だが、密かに癌細胞は体の中で増殖を繰り返していた。
骨に転移していたのだ。

再び放射線治療が始まったが、すでに体中に広がった癌細胞は、医学の力ではもう取り除くことはできなくなっていた。
葉子には麻薬で痛みを和らげる治療しか残されていなかった。

もう数週間の命だと医師から宣告されているらしい。
山田の話では、麻薬のためにうつらうつらしている時間が多く、調子が良い時でなければ面会も難しいと言う。

つづく…
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『プリザーブドフラワー』第三章

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『プリザーブドフラワー』


二人の逢瀬は週一回、会社が退けた後のホテルで重ねられた。

「このまま時間が止まればいい」

それが閨での葉子の口癖だった。いくら気丈でも女は女。

夫へ背を向ける孤独を、趣味のフラワーアレンジメントだけでは埋める術もなく、心の支えを平田に求めずにはいられなかったのだ。

そんな葉子の苦悩を、平田は陰ながらでも支えたいと願った。

だが二人だけの濃密な時間を重ねるに連れ、平田の心は袋小路へと追い詰められていった。
むろん葉子への想いは遊びでも憐憫でもなかった。

だが妻子と決別するほどの熱情を持ち合わせていない平田は、次第に葉子の存在が鬱陶しく覆い被さってくるのを感じた。

恋に全てを捨てられるほど若くはなかった。
葉子の想いに応えられない不実さに、平田は独り苦悩させられる日々が続いた。

葉子との蜜月は二年で終わった。
正式に別れを告げたわけではなかったが、平田が東京本社へ栄転したのを機に、二人の関係は自然消滅した。

平田は葉子を振り返らなかった。
課長に昇進した平田には、この先本社で実力を認められれば、薔薇色の出世街道が開けていた。
葉子との関係を東京まで引きずって行くわけにはいかなかった。

それにも増して平田が別離を望んだ理由は、葉子が夫と離婚したことにあった。
葉子は平田を愛したからとは言わなかった。

だが平田の存在が、葉子の決断を促したことは否めなかった。
平田は葉子を恐れた。
独りになった葉子から結婚を強いられれば、順風な平田の人生は足元から崩れかねない。

ところが葉子は平田に何も求めなかった。
仙台を去る平田を葉子は静かに見送ってくれた。

それが却って平田の心に苦味を残した。
別れたくないと泣いて縋られた方が、どれほど楽だったろうか。
二人はその後、平田の仙台出張で顔を見合すことはあっても、プライベートで会うことは二度となかった。

つづく…
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『プリザーブドフラワー』第二章

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『プリザーブドフラワー』

2 
平田と駒木葉子は、かつて不倫と世に疎まれる関係にあった。
社内でも不倫はご法度になっている。二十年前の不徳義ではあるが醜聞に時効はない。

もし今、二人の関係が露見すれば、役員昇格レースの先頭を走る平田の致命傷になりかねない。
だがそんなリスクも重々覚悟の上で、平田は葉子の見舞いに駆けつけたのだった。

三十代半ばの営業係長時代、平田は仙台支社で三年間勤務していた。
当時、すでに妻も子もいた平田だったが、経理課に勤務する葉子と恋に落ちた。
四歳年下の葉子もまた、結婚したばかりの新妻だった。

凛として端正な顔立ちをした葉子は、ショートヘアが似合うボーイッシュな感じの美人だった。
容貌に違わず、性格も男勝りで気が強く、妻と言う添え物の座に、大人しく縛られている女ではなかった。

二人は仙台支社の忘年会で意気投合し、その夜にはホテルで肌を重ね合わせていた。
北国育ちらしく、葉子の肌は青い月のように冷たく澄んでいた。

しかし子供を産んでいない三十路の豊穣な肢体は、一度平田に抱きすくめられると、その欲情を灼熱のマグマのように熱く噴き上げた。
猛り狂う葉子の熟肢は、まるで夫へ復讐でもするかのように、平田の体へ何度も何度も絡みついてきた。

葉子は結婚を後悔していた。
三十路を前に婚期を焦った葉子は、親戚の勧めで見合いした男を、熟慮することなく伴侶に選んだ。

確かに夫は人も羨む高学歴の銀行員だった。
ところが仮面を脱いだ夫は、我が儘な亭主関白で、葉子を住み込みの家政婦兼乳母としてしか扱わなかった。
自由は全て奪われ、ロポットのように家庭へ傅くことを強いられた。

子供ができるまで会社勤めは許されたものの、この先何十年もこの夫に尽くすのかと思うと、葉子はぞっと鳥肌立つ思いがした。
もし子供ができて家庭に閉じ込められたら、間違いなく気が狂ってしまうだろう。

絶望に打ちひしがれた葉子にとって、平田は人生に風穴を開けてくれる救世主だった。
そして柔肌の深奥に息づく熱情の捌け口でもあった。
つづく…
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『プリザーブドフラワー』 第一章

プリザーブドフラワー-crop 

『プリザーブドフラワー』

1.
古めかしい大学病院は、窓から差し込む西日で茜色に染められていた。
消毒薬の匂いが立ち込める病棟には、晩夏だと言うのに、どこかひんやりと冷たい空気が澱んでいる。

平田武夫は、真っ直ぐに続く廊下を、コツコツと靴音を響かせながら歩いていた。

「平田部長。駒木葉子さんの病室は、突き当たりの205号室です」

隣を歩く仙台支社の山田経理課長が、平田の顔色を窺うように小声で告げた。

「わかった。悪いが君はさっきの待合室で待っていてくれないか」

「心得ております。本日部長が訪れられたことは一切他言致しません。ではお気兼ねなくお見舞い下さい」

山田は訳知り顔で頷くと、下僕のように身を屈めたまま背後へ消えて行った。
平田は振り向きもせず、山田の卑屈な立ち振る舞いに舌打ちした。

平田武夫は現在五十五歳、大手食品会社の東京本社で営業部長を務めている。
次期役員候補と目されている平田は、分刻みの過密スケジュールをこなす激務を負っていた。

その多忙な営業部長が、支社の経理課に勤務する一人の女性を、わざわざ遠く仙台まで見舞いに来たのだ。
いかに重病であるにせよ、ただならぬ事情を邪推するのは無理からぬことかもしれない。

山田の顔には、今を時めく平田の秘密を知った優越感と、それを守ろうとするサラリーマンらしい忠誠心が見て取れた。

つづく…

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「妄想の座敷牢」 更新のお知らせ

「妄想の座敷牢」 更新のお知らせ

今回の作品は「プリザーブドフラワー」です。

このお話は「色褪せぬ薔薇」の原作であり、実話を基に書かれました。

『色褪せぬ薔薇』は昔、『特選小説』という雑誌に掲載した作品で、

現在、「妄想の座敷牢」に掲載しています。

心切なくなる話です。

一生に一度でいい、心から愛せる人に出会えたら…

女は愛に幸福を重ね、愛しい人の記憶の中で永遠に輝き続けるのだと思います。
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『蟻地獄』 最終章

『蟻地獄』
19

驚きながらも和彦はそっと耳を澄ませた。

「・・いや、本当に羨ましいほど仲がいいんですね。僕も結婚するなら、お二人のような家庭を築きたいですよ」

「うふふ、ありがとう。私、ファザコンなのかもしれないけど、パパがいつも傍にいてくれないとダメなの」

「僕もですよ。高山課長と一緒にいると、北海道の親父といるみたいで、何か気持ちがほのぼのと和らぐんですよね」

「私もいろんな男性を見てきたけど、大きな心で私を見守ってくれるのはパパだけ・・大袈裟に言えば人として愛せたのはパパだけかな・・うふふ」

「いやぁ、おのろけですか・・でも課長は大丈夫ですかね? ちょっと飲み過ぎていたみたいだから・・」

「ええ、今夜はこのぐらいにしましょう。私は部屋へ戻ってパパを看病しなきゃ」

「それがいいですね・・でもお疲れでしょうから、くれぐれも変なところだけを看病しないように・・」

「んもぅ、川崎君ったら・・えへへ、でも我慢する自信がないわあ・・じゃ、おやすみなさい」

そこで会話が途切れた。

和彦の頭は混乱した。

(・・そんな馬鹿な)

だがこんなところでぼんやりしてもいられない。佳美が戻る前に部屋へ戻らなければならない。
慌てて和彦は手すりによじ登った。

(一体俺は・・)

何度も何度もそう心の中で呟きながら、和彦は手すりの外を横伝いに部屋へ戻ろうとした。

海からの風が、マンションの外壁を伝って吹き上げてきた。

「あっ!」

左手が手すりをつかみ損ねた。
ぞくっと全身に氷のような冷たさが駆け抜けた。

一瞬ふわっと宙に浮いた。
そして一転、急速に和彦の体は地面へ落下し始めた。

「よ、佳美!」

和彦はかろうじて妻の名前を呼んだ。
だがいくらもがいても、非情にも暗い蟻地獄の穴は和彦の体を真っ逆さまに呑み込んでいった。
――閉幕――

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『蟻地獄』 第十八章

『蟻地獄』
十八

艶めかしく両脚まで川崎の腰に絡ませた佳美は、自分から腰を振って刺さった肉茎を咥え込んでいく。
やがて会話も途切れ、川崎の荒い呼吸と佳美の切ない喘ぎ声だけが、広いリビングに幾重にも反響する。

二人は交わりながら、ただ魅入られたように悦楽だけを貪り続けた。

(・・・・)

和彦は我に返った。
びっしょり全身に汗をかき、無意識に肉茎をしごいていた。
時計を見ると、佳美と川崎を隣室で二人きりにして三十分が経っていた。

(そろそろいいだろう)

意を決した和彦は、サッシを開けてバルコニーへ出た。

外は漆黒の闇。
避難用間仕切りの隙間から覗くと、隣室のカーテンが少し開いて細く明かりが漏れている。

和彦は手すりにつかまって下を見た。

十三階の高さに足が竦む。
暗くて見えないが、マンションに沿って歩道があり、堤防の先は海になっているはずだった。

(ああ、今頃佳美は・・)

和彦はもう高さに怯えることも忘れた。
アルミ製の手すりを乗り越えると、和彦は隣室のバルコニーに降り立った。

和彦は身の毛がよだつような緊張を覚えた。

(いいんだよ、佳美・・それでも僕の気持は変わらない・・)

由香の淫らな痴態が脳裏で明滅する。
和彦はカーテンの隙間からそっと中を覘いた。

「えっ」

思わず和彦は小さな驚愕の声を出した。
ガラスの向こうでは、先ほどまで変わらず、佳美と川崎が談笑しているだけだった。
つづく…

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『蟻地獄』 第十七章

『蟻地獄』
十七

愛液と唾液でぬるぬるになった陰部をくねらせて、佳美はいきり立つ川崎の肉茎を誘った。
川崎はフローリングに佳美を引きずり下ろすと、わざと荒々しい素振りで組み敷いた。

「高山課長が隣の部屋にいるんですよ」

「パパなんか関係ない・・お願いよぉ、早く入れて・・」

佳美は両脚を開いて、川崎の股間にぶら下がる抜き身をもどかしそうに導いた。

「はしたない奥さんですね」

川崎は紅潮した佳美の頬を撫でると、開いた両脚の間に腰を割り込ませた。
川崎は、その愛らしい顔に似合わぬ巨茎を握ると、ぐっしょり濡れた淫らな花芯へ宛がった。

「これが欲しかったんでしょう?」

肉茎の先端を愛液で馴染ませると、川崎は花芯へゆっくりと押し入れた。

「ああっ!」

悲鳴にも似た絶叫とともに、佳美の長身が弓のように反り返った。

「は、入ってくる・・川崎君のオチンチンが入ってくる・・」

ごりごりと膣道を軋ませながら、巨大な肉茎の先端が奥宮へ分け入ってくる。

「いいっ、気持ちいいのよ!」

若い川崎のピッチは、和彦と比べものにならないほど速かった。

しかも巨茎である。
子宮を抉り取られるような悦楽が、佳美の全身を麻痺させていく。

川崎は激しく肉茎を突き立てながら、ぷるぷると震える佳美の乳房を強くつかんだ。

「高山課長とどっちがいいの?」

「はぐぅ・・そ、そんなのわからない・・」

川崎は動きを止めて、ゆっくりと肉茎を抜こうとした。

「い、いやっ、止めないで・・ああっ、川崎君がいい・・パパより川崎君がいいっ!」

上半身を起こした佳美は、もっと奥まで肉茎を導こうと川崎の腰に両手を回した。

「あ、ああっ・・いいの、川崎君のオチンチンじゃないともうダメなのよぉ!」
つづく…
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プロフィール

紅殻格子 

Author:紅殻格子 
紅殻格子は、別名で雑誌等に官能小説を発表する作家です。

表のメディアで満たせない性の妄想を描くためブログ開設

繊細な人間描写で綴る芳醇な官能世界をご堪能ください。

ご 挨 拶
「妄想の座敷牢に」お越しくださいまして ありがとうございます。 ブログ内は性的描写が多く 含まれております。 不快と思われる方、 18歳未満の方の閲覧は お断りさせていただきます。                
児童文学 『プリン』
  
『プリン』を読む
臆病で甘えん坊だった仔馬は、サラブレッドの頂点を目指す名馬へと成長する。
『プリン』
だが彼が探し求めていたものは、 競走馬の名誉でも栄光でもなかった。ちまちました素人ファンタジーが横行する日本の童話界へ、椋鳩十を愛する官能作家が、骨太のストーリーを引っ提げて殴り込みをかける。
日本動物児童文学賞・環境大臣賞を受賞。
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作 品 紹 介
※ 小説を読まれる方へ・・・   更新記事は新着順に表示されますので、小説を最初からお読みになりたい方は、各カテゴリーから選択していただければ、第一章からお読みいただけます。
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